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  BUDOKAN, TOKYO 4/13/2019

SETLIST

PRETENDING
KEY TO THE HIGHWAY
(I WANNA) MAKE LOVE TO YOU
HOOCHIE COOCHIE MAN
I SHOT THE SHERIFF

acoustic set
DRIFTIN’
RUNNING ON FAITH
NOBODY KNOWS YOU WHEN YOU’RE DOWN AND OUT
TEARS IN HEAVEN

LAYLA
BADGE
WONDERFUL TONIGHT
CROSSROADS
LITTLE QUEEN OF SPADES
BEFORE YOU ACCUSE ME

encore
COCAINE (with John Mayer)
 
ERIC CLAPTON、平成最後の武道館公演。現在74才のCLAPTON、ツアー引退を表明してから2回目の来日公演となります。

2日前にはJOHN MAYERが武道館公演を行いました。CLAPTONのゲスト参加が期待されましたが、実現はしませんでした。アジア・ツアーを終えたJOHNは昨日も日本に滞在していることから、CLAPTON公演へのゲスト参加が期待できます。急遽、当日券で参戦。席はステージサイド席でしたが、斜め後ろ。しかし、目の前にはステージへの階段がありました。

さて、今回のラインナップは、以下の通り。

Chris Stainton - keyboard
Doyle Bramhall II - guitar, vocal
Nathan East - bass
Paul Carrack - keyboard, vocal
Sonny Emory - drums
Sharon White - vocal
Katie Kissoon - vocal

超満員の武道館、今日はツアー初日ということで、セットリストにも注目されます。定刻を少し過ぎて客電が落ち、メンバーが目の前を通ってステージに上がります。早速「コンバンハ」と挨拶をすると、オープニングは"PRETENDING"。2014年のツアーと同じでした。

"KEY TO THE HIGHWAY"を挟み、レアな"(I WANNA) MAKE LOVE TO YOU"。
ブルース・ナンバー"HOOCHIE COOCHIE MAN"、"I SHOT THE SHERIFF"とエレクトリック・セットが続きます。

ここでイスが出て来て、アコースティック・セットに突入。まずは"DRIFTIN’"をDOYLE抜きで演奏。
"RUNNING ON FAITH"、"NOBODY KNOWS YOU WHEN YOU’RE DOWN AND OUT"を挟んで"TEARS IN HEAVEN"に。この曲は盛り上がります。

再び立ってストラトを手にすると、なんとこの位置で"LAYLA"のエレクトリック・バージョンが登場! 新元号「令和」で話題になった曲ですね(笑) ここではDOYLEの見せ場です。

ここからは"BADGE"、"WONDERFUL TONIGHT"と鉄板曲を連発。
そして"CROSSROADS"に。JOHNがゲスト参加するならこの曲と思っていましたが、出て来ませんでした。

"LITTLE QUEEN OF SPADES"は各メンバーのソロを回し、圧巻のプレイ。本編は"BEFORE YOU ACCUSE ME"で締めます。"COCAINE"はピエール瀧の影響でカットか?

アンコールでメンバーが再びステージに戻ると、ざわつく場内。なんとJOHNの姿がありました! CLAPTONがJOHNを紹介し、"COCAINE "に。NATHANの隣でギターを弾くJOHN。ギター・ソロはCLAPTON、そしてJOHNもソロを取ります。ここで終了し、ステージを降りる際に、何度もJOHNと叫んだら、気が付いたようで私を指差してくれました。

初日ということで演奏内容はいまひとつでしたが、終始リラックスした様子でした。席が斜め後ろだったので、CHRISの手元やSONNYのドラミングがよく見えました。曲のエンディングの度に振り返るCLAPTONの姿を見れるのもレアでした。
PAULとCHRISのキーボードもそれそれ味があって楽しめました。DOYLEはもうちょっと目立って欲しかったですね。セットリストは最近の中ではベストでしょう。

そして今日の主役はJOHN! 見せ場は短かったもの、CLAPTONとは互角、いやそれ以上に素晴らしい演奏を見せてくれました。平成最後のビッグ・アーティストの共演に感激しました。
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