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  BUDOKAN, TOKYO 4/10/2019

SETLIST

1st set
HELPLESS
MOVING ON AND GETTING OVER
WHO SAYS
SOMETHING LIKE OLIVIA
NO SUCH THING
QUEEN OF CALIFORNIA
I GUESS I JUST FEEL LIKE
VULTURES
NEW LIGHT
STILL FEEL LIKE YOUR MAN

2nd set
WALT GRACE'S SUBMARINE TEST, JANUARY 1967 (acoustic)
DAUGHTERS (acoustic)
FREE FALLIN' (acoustic)
STOP THIS TRAIN
WHISKY, WHISKY, WHISKY
BELIEF (with Ed Sheeran)
THINKING OUT LOUD (with Ed Sheeran)
EDGE OF DESIRE
PAPER DOLL
THE BEAUTIFUL ONES
SLOW DANCING IN A BURNING ROOM
IN THE BLOOD
IN REPAIR

encore
BORN AND RAISED
GRAVITY
 
アルバム"THE SEARCH FOR EVERYTHING"をリリースし2年、遂にJOHN MAYERの来日公演が実現。今回は武道館2days。もちろん両日とも参戦。

今回のラインナップは、

Pino Palladino - bass
David Ryan Harris - guitar
Isiah Sharkey - guitar
Aaron Sterling - drums
Aaron Draper - percussion
Jamie Muhoberac - keyboard
Carlos Ricketts - vocal
Tiffany Palmer - vocal

JM3のPINO、そしてDAVIDも久々の参加です。
場内は2階スタンドまで超満員。本日は二部構成ということで定刻スタートです。客電が落ち、メンバーが登場。いきなりJOHNの歯切れの良いカッティングで"HELPLESS"からスタート。アリーナは早くも総立ちとなります。

得意の日本語MCも交え進行。「この曲は僕のキャリアの1曲目」と紹介したのは"NO SUCH THING"。ブリッジはキーボード・ソロをオリジナルに忠実に再現。ファースト・アルバムからはこの1曲のみ演奏されました。
"QUEEN OF CALIFORNIA"は"BLUES RUN THE GAME"のイントロから始まります。後半にギターを持ち替え新曲"I GUESS I JUST FEEL LIKE"へと間髪入れずに進みます。

"VULTURES"ではDAVIDがステージから姿を消し、タイトな演奏。「次はダンスする曲」と紹介したのは"NEW LIGHT"。JOHNにしては珍しいPOPな曲。
本編ラストは"STILL FEEL LIKE YOUR MAN"で、15分のショートブレイクを挟みます。

第二部はアコースティック・セットで始まります。まずはJOHNのソロで"WALT GRACE'S SUBMARINE TEST, JANUARY 1967"。続いてコーラスが登場すると"DAUGHTERS"に。そしてお馴染みTOM METTYのカバー"FREE FALLIN'"。

ここからは再びバンド・セットとなります。そして「友達を紹介する」と言うとED SHEERANの登場! 場内は大声援となります。曲はJOHNの"BELIEF"に。EDはギターを持ち、互いにヴォーカルを取り合います。EDのコーラス・ワークが素晴らしかったです。
そしてEDの代表曲"THINKING OUT LOUD"に! ギター・ソロはJOHNというなんとも贅沢なバージョン。JOHNはPRINCEの"THE MOST BEAUTIFUL GIRL IN THE WORLD"っぽいフレーズも弾いていました。

前回東京では演奏されなかった"EDGE OF DESIRE"、そして切ない"PAPER DOLL"の後は、DAVID RYAN HARRISのソロ。曲はなんとPRINCEの"THE BEAUTIFUL ONES"! DAVIDの高音域なヴォーカルにも驚きました。そして"SLOW DANCING IN A BURNING ROOM"へと続きます。

本編ラストはセカンド・アルバムより"IN REPAIR"。後半のギター・ソロが凄まじかったです。

アンコールは"BORN AND RAISED"。JOHNはハーモニカを吹きながら演奏します。 そして最後はタメを効かせたブルース"GRAVITY"で締めくくります。

5年ぶりのJOHN MAYER来日公演はなんと2時間半越え、JOHNのキャリアを網羅する内容でした。「I love you」の声援に「I love you, too」と何度も答えていたのが印象的でした。
最近ではDEAD & COMPANYの一員として北米をツアーしていますが、それもあってか貫禄十分。TOM PETTYやPRINCEなどの故人をリスペクトし、アメリカを背負うアーティストになったと言っても過言ではないでしょう。
 
  BUDOKAN, TOKYO 4/11/2019

SETLIST

1st set
BELIEF
MOVING ON AND GETTING OVER
I DON'T TRUST MYSELF (WITH LOVING YOU)
WHO SAYS
WAITIN' ON THE DAY
LOVE ON THE WEEKEND
SOMETHING LIKE OLIVIA
CHANGING
WHY GEORGIA
NEW LIGHT

2nd set
IN YOUR ATMOSPHERE (acoustic)
BUCKETS OF RAIN (acoustic)
YOUR BODY IS A WONDERLAND (acoustic)
NEON (acoustic)
I GUESS I JUST FEEL LIKE
ROSIE
IN THE BLOOD
THE BEAUTIFUL ONES
SLOW DANCING IN A BURNING ROOM
THE AGE OF WORRY
IF I EVER GET AROUND TO LIVING
WAITING ON THE WORLD TO CHANGE
DEAR MARIE

encore
YOU'RE GONNA LIVE FOREVER IN ME
GRAVITY
 
2日目も超満員。今日はステージサイド席も開放していました。

オープニングは"BELIEF"。昨日ED SHEERANとの共演で沸かせた曲が早くも登場。"MOVING ON AND GETTING OVER"に続いては"I DON'T TRUST MYSELF (WITH LOVING YOU)"。早くも日替わり曲が登場。浮遊感あるリフが印象的。

この後も"WAITIN' ON THE DAY"、"LOVE ON THE WEEKEND"、"CHANGING"など、序盤から日替わり曲のオンパレード。そしてファースト・アルバムから"WHY GEORGIA"を投下。
POPな"NEW LIGHT"で第一部を締めます。第一部はギター・ソロが長めの曲が多かったです。

15分のショート・ブレイクの後、JOHNは昨日とは違うギターを持って登場。ここからはアコースティック・セットで、"IN YOUR ATMOSPHERE"からスタートします。2曲目は聴き慣れない曲と思ったらBOB DYLANのカバーです。
そして、ファースト・アルバムからのラブソング"YOUR BODY IS A WONDERLAND"、更に"NEON"と続き、昨日以上に盛り上がりました。

バンド・セットに戻ると新曲の"I GUESS I JUST FEEL LIKE"。
"THE SEARCH FOR EVERYTHING"から"ROSIE"、"IN THE BLOOD"を演奏した後は、DAVID RYAN HARRISの"THE BEAUTIFUL ONES"、そして昨日同様"SLOW DANCING IN A BURNING ROOM"へと続きます。

"IF I EVER GET AROUND TO LIVING"ではアコギからエレキに持ち替えるJOHN、そしてISIAHの長い長いギター・ソロ。
軽快な"WAITING ON THE WORLD TO CHANGE"に続いて、本編ラストは"DEAR MARIE"。後半はシンガロングとなり大盛り上がりとなりました。第二部はJOHNがアコギを手にする曲が多かったです。

メンバーがステージを去ると、客電が点いてしまいました。時刻は21時40分を過ぎていたので、時間の関係?と思ったら再び客電が落ち、JOHNが登場。なんとキーボードの弾き語りで"YOU'RE GONNA LIVE FOREVER IN ME"。そして最後は"GRAVITY"で締めます。

終演時刻は22時。昨日よりも約10分長かったです。セットリストはガラリと変わっており、昨日とは全く別のショーでした。
ERIC CLAPTONの飛び入りはありませんでしたが、2時間半を超えるギター・パフォーマンスに酔いしれました。時にJERRY GARCIAを彷彿させる奏法などを見せたり、STEVE HOWEばりのアコギを聴かせたり、ギタリストとしての才能を十二分に発揮したパフォーマンスでした。
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