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  duo MUSIC EXCHANGE, TOKYO 2018/1/17

SET LIST

I'M NOT MADE BY DESIGN
LIVE LIKE ANIMALS
TRIP SWITCH
WAKE UP CALL
SODA
NUMBER 13
DRAWING PINS
GRAVEYARD WHISTLING
I WAS JUST A KID
HONEY WHISKEY
ITCH
IF I GET HIGH
BROKEN MACHINE
HELL, YEAH
BAN ALL THE MUSIC
SORRY

encore
PARTICLES
AMSTERDAM
 
昨年12月、MUSEのオーストラリア公演以来のNOTHING BUT THEIVES。その時は約30分という短いセットでした。これまでリリースしたアルバムは2枚とも傑作なだけに、30分という時間はあまりにも短すぎました。2016年にサマソニのマリン・ステージで初めて彼らを見て以来、遂に彼らの単独公演に参戦することに!

東京公演はソールドアウト。JOE側を陣取りたかったのですが、入場すると既に最前列は埋まっていたので、今回もDOM側最前列に陣取ります。年齢層は幅広かったのですが、女性ファンが圧倒的に多かったです。

定刻を10分くらい押して客電が落ちるとメンバー5人の登場。CONOR君はトレーナーの上にTシャツという相変わらずダッサダサの衣装。DOMとPHILIPはロック・ミュージシャンぽい服装だったのですが、JAMESはTシャツ、JOEはチェックのシャツと皆バラバラ(笑)
オープニングは"I'M NOT MADE BY DESIGN"。衣装とは裏腹に演奏はまとまっていて、リズム隊のタイトな演奏に加え、歯切れの良いギター、そしてCONOR君のハイトーンと、1曲目からハイクオリティな演奏。

"TRIP SWITCH"では早くもオーディエンスに歌わせるCONOR君。そして"WAKE UP CALL"に。ファースト・アルバムでは一番好きな曲だけに、サマソニ以来に見れて感激。
"NUMBER 13"は日本公演よりセット・リストに加えたようです。

そしてお待ちかねの"I WAS JUST A KID"。セカンド・アルバムのオープニング曲で、初めてイントロを聴いたときはゾクッと来ました。ここで気が付いたのですが、このバンドの良さはドラムだということ。そこにベースのグルーヴ感が加わり、ギター、ヴォーカルで味付けをするという。

"ITCH"の後はCONOR君がステージを去り、残り4人での壮絶なインスト。
逆に"HELL, YEAH"はCONOR君のソロとなります。バックトラックがかかり、アコギ1本で歌います。

後半は"BAN ALL THE MUSIC"で盛り上がりを見せます。激しくギターをかき鳴らすDOM、そしてJOE。オーディエンスも今日一番の盛り上がり。本編ラストは"SORRY"。CONOR君のヴォーカルもキレまくります。

アンコールは"PARTICLES"。MUSEのときのように「携帯の灯りを点けろ」とは言いませんでした。会場が狭いからか?
そして最後は"AMSTERDAM"。"BAN ALL THE MUSIC"同様に盛り上がります。

単独公演ということで、彼らの魅力を余すところなく見ることができました。このバンドの良さはCONOR君のハイトーン・ヴォイスが中心だと思っていたのですが、それだけではなく、それを支えるリズム隊の正確さ、ギタリスト2人の完全なまでの味付け、この3つの要素が融合されたバンド・サウンドこそが彼らの持ち味なのです。
にしてもCONOR君の動きや衣装は何とかならないですかね?(笑) 彼がイケメンでカリスマ性があったら、既にアリーナクラスを埋めるバンドだと思うのですが。でも、CONOR君目当てのオバサンファンもいるから。。。

NOTHING BUT THIEVES・・・実力はあるので、これからが楽しみなバンドです。

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