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今回のツアーは「ゴールデンウィークに旅行に行こう!」というのがテーマです。
そもそもゴールデンウィークって高いんじゃないの?と思っていましたが、帰国日をずらせば安くなることが判明。

もともと2018年の海外遠征はU2eXPERIENCE + iNNOCENCE TOURの予定でした。当初のターゲットはパリでしたが、一般では追加公演も含め全滅。ロンドンはGAが取れましたが、10月下旬なので寒いという理由でキャンセル。その後は北米の追加公演を狙ったのですが、GAは取れませんでした。3年前のiNNOCENCE + eXPERIENCE TOURは一般でGAが3公演も取れたのに何故?単純に今回は公演数が少ないからです。

U2はゴールデンウィーク中にはツアー初日である5月2日タルサ公演、5月4日セントルイス公演がありました。両方見に行くという案もありましたが、これだと航空券が高かったので、セントルイス1公演に絞ることに。しかし、せっかく行くなら最低でも2公演はライブが見たいところ。そこでいくつか案を練りました。

案1. シャーロットでMUSEを見る
会場近くにホテルが取れなかったこと、2日休まなければならないことにより断念。フェスのラインナップもいまひとつ。

案2. U2のサンノゼ2公演を見に行く
サンノゼ自体に興味が持てなかったのと、GAのチケットが定価の2〜3倍だったことにより断念。休みを4日足さなければならない、というのもあります。

案3. ミネアポリスでPAISLEY PARKに行く
お目当てのコースが予約できなかったので断念。時間的にも飛行機が遅れたらアウトでした。

そして、次に出たのが、シカゴでのトランジットを利用し、KYGOを見るという案。これなら1日休みを取れば行けるということで、今回のテーマに沿っています。KYGOはU2ともコラボしていてる、ということが決め手でした。
チケットは売れ残った中から最適な席をチョイスし、チケット代やホテル代を最低限に押さえたリーズナブル(?)なツアーを組みました。

Day 1 (May. 3)

今回はユナイテッド航空を利用。荷物は機内に持ち込むことに。まずは成田からシカゴまで約11時間のフライト。
米国の入港審査は自動機があり、その後再び審査員の列に並びます。この審査員の列が長い! そのくせ以前のように質問責めには合いませんでした。この後、バゲージクレームに並ぶ必要がないので、そのままターミナル5からターミナル1へ移動。国内線のチェックインもセキュリティの長い列。更に搭乗口は一番遠い位置。シカゴ到着後、搭乗口に辿り着いたのは1時間半後でした。

本日は悪天候の影響か、セントルイス行きが1時間半の遅れ。本来なら目的地に着いている時間を過ぎてから搭乗を開始し、セントルイスに到着したのは21時前。コンビニが22時に閉まってしまうので、慌ててメトロリンクを使ってダウンタウンへ。ホテルの最寄駅に到着すると、コンビニに雪崩れ込みます。閉店10分前でした。ここで水とビールを確保。その後、チェックインすると22時を過ぎていました。

さて、最初の目的地はブルースの生演奏が聴けるレストラン。ホテルからは徒歩15分の距離ですが、ダウンタウンには歩いている人がほとんどいないのです! 治安は大丈夫なのか? しかし、歩いていると、何故か馬車が! 「お兄さん、乗ってかない?」と声をかけられましたが、ボラれそうなのでパス。


ブルース・レストランに着くと、既に生演奏は始まっていました。入口で$5のミュージック・チャージを支払い、店内へ。バーもありましたが、ステージまで遠いのでテーブル席へ。客は20人くらい。カップル、観光客、団体客、1人ブルースを聴きに来た人、など客層は様々でした。

まずはIPAを注文。ステージではC.W.AYONというアーティストがベーシストを連れ演奏中でした。ギターを弾きながらキックペダルでドラムを叩き、ハーモニカまで吹くブルースマンでした。



料理はマッシュルーム・スイスというバーガーを注文。スイスチーズとマッシュルームの乗った肉々しいバーガーです。ボリューム満点でしたが、空腹のせいかペロリ。



1時間以上生演奏を聴いたところで、チェック。リーズナルブルな上、店員のお姉さんがセクシーで愛想も良かったので、チップを弾んじゃいました。料理もビールも美味しいのでオススメのレストランです。

BB's Jazz, Blues and Soups
http://bbsjazzbluessoups.com/

帰りも徒歩でしたが、歩いているのは2、3人しかいませんでした(笑)
ホテルに着くとシャワーを浴び、ビールを飲んで1時過ぎに就寝。

Day 2 (May. 4)

アルコールの力を借りて寝たはずが、4時間くらいしか眠れませんでした。ほんと北米の時差に弱い!
こんな時は無理に寝ようとせずにダラダラ過ごし、8時くらいから観光に出掛けます。

まずは近くの公園を散歩。遠くに見えるは、

U2のPOPMART TOURのアーチ!

ではなく、セントルイスのシンボルとも言えるGATEWAY ARCHです。今日は曇りなので、明日行くことに。



メトロリンクの駅でONE DAY ADVENTURE PASSを購入し、メトロリンク、バスを乗り継ぎ、本日最初の目的地である
ANHEUSER-BUSCHへと向かいます。バドワイザーのビール工場です。ここでは無料で工場見学ができます。本日最初の10時のツアーに参加しました。赤レンガ造りの建物が歴史を物語ります。



ビール工場と言えば試飲! バドワイザーは味が薄くて、、、と思っていましたが、ホップの甘い香りがして、最高に美味しかったのです。



バドワイザーのシンボルである馬もいました。



そしてツアー最後にもう1杯飲めるのです。種類が多く、何を注文すればいいか分からず、名前でMichelob Ultraに決めました。しかし、このビール、妙に色が薄いぞ! 味も薄く、後で調べたらアルコール4.2%でした。まあ、午前中に飲むビールとしてはいいでしょう。2杯飲んで無料という素晴らしいツアーでした。

ランチはダウンタウンで。セントルイスと言えばBBQということで、人気店に並びます。ちょうどランチタイムだったので30人くらい並んでいたでしょうか。でも回転はよく、20分くらいでオーダーできました。プルドポークとコールスロー、フライドビーンズを注文。肉は少なく見えて凄いヴォリームでした。ソースも沢山種類があり味の違いを楽しめます。見た目は雑ですが、味は良かったです。



Sugarfire Smoke House
http://www.sugarfiresmokehouse.com/

ランチ後は、その隣にあるNATIONAL BLUES MUSEUMに。入場すると店員が話しかけて来て、「日本から来た」と答えると、

「あれ?今日は日本人が多いな?キミもU2を見に来たのか?」

やはりゴールデンウィークを利用して見に来る人が多いのですね。空港で「何しにセントルイスに来たんだ?」って聞かれたくらいですから、普段は日本人なんていないのでしょう。
このミュージアムでは展示物の他に、シェーカーなどの楽器を使ってセッションできたり、自分で歌詞や楽器のパートを選択して、後にミックスできるというアトラクションもあります。でも、$15は高いな。



15時前に本日の会場であるSCOTTRADE CENTERに向かいます。目的は入り待ち。100人くらいの人が集まっていましたが、結局会うことはできませんでした。今思うと、15時前後にポリスが先導した4台の車がそうだったんでしょう。前回のタルサではBONOとEDGEが出てきたのに残念。

一旦買い出しと仮眠をするためホテルに戻り、再び会場へと向かいます。



U2 セントルイス公演のライブレポートへ

終演後、タルサ公演のセットリストを見てびっくり。

一番見たかった"WHO'S GONNA RIDE YOUR WILD HORSES"がカットされた!

なんてこったい。疲れたのでU2ファンの集い(?)に行くのは諦め、ホテルの隣のアイリッシュパブで一杯飲んで、更にホテルでもう一杯飲んで就寝。

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