Home > Tour Diary > TOUR 2019
 
 
2019年のツアーはMUSE一択! チケットは既に発売されていましたが、年明け早々に計画を練りました。北米はアリーナ・ツアー、ヨーロッパはスタジアム・ツアーということで、ヨーロッパを選択。場所は2公演見れるミラノに決定しました。初日はアリーナがソールドアウトでしたが、VIPは残っていたので、迷わずチケットを購入。2日目は普通にアリーナが買えました。

他に何を見るか? ヴェローナのアレーナでKING CRIMSONの野外ライブがあるということで、こちらも即購入。続いてミラノでまさかのMEN AT WORK。そして、ミラノ郊外のVAMPIRE WEEKEND。今回はこの5公演がラインナップ。

イタリアと言えば、ポンペイ、ピサ、ベネチアを観光したかったのですが、結局ベネチア、ヴェローナ、ミラノの北イタリアに絞りました。航空会社は時間的にも値段的にもベストなアエロフロートを選択。しかし、ロストバゲージが当たり前とか、悪い評判が多い。また、イタリアはスリが多いということで、場所を誤った!と思いました。おまけに出発1週間前にはサハラ砂漠からの熱波で、ミラノの最高気温が41℃という異常気象。天気予報も雷マークが多く、初のヨーロッパ遠征は不安だらけのスタートとなりました。
 
TOUR 2019 目次

1. ベネチア

2. ヴェローナ
ライブレポート: KING CRIMSON
3. ミラノ
ライブレポート: VAMPIRE WEEKEND
ライブレポート: MEN AT WORK
ライブレポート: MUSE 初日
ライブレポート: MUSE 2日目
4. あとがき
 
Day 1 (Jul.6) Tokyo → Moscow → Venice

12時15分発の便で、まずは経由地のモスクワへ。アエロフロートは言うほど悪くなかった。1点致命的なのは、

食事と同時にドリンクサービスがない!

もちろん前後のサービスはありましたが、パッサパサのパンに寿司、焼きそばの炭水化物祭りにドリンクなしは厳しかったです。
トランジットの際のセキュリティも時間がかからず、空港もきれいでした。トランジットの時間にも余裕があり、快適に過ごせました。

ベネチアに到着すると、まず見えたのは雷! 凄い稲妻でした。ロストバゲージすることなく、無事荷物を手にし、ATVOのシャトルバスでローマ広場へ。チケットを買う際にイタリア語デビュー。めっちゃ棒読みでした(笑)

ローマ広場に到着したのは24時前。しかし、人は大勢いました。ホテルまで歩く途中、こんなきれいな夜景が見れました。


ホテルに到着し、棒読みのイタリア語でチェックインを依頼すると、

トラブルがあって、別のホテルに移って欲しい

と英語で言われました。ここからは英語。場所をGoogle Mapで調べると、曲がりくねった道を徒歩4分。深夜チェックインなので、道に迷わないようサンタ・ルチア駅からすぐのところに取ったのに、イタリアの適当さの洗礼を早速食らいました。Google Mapがなかったら多分辿り着けなかったと思います。
チェックインできたのは24時過ぎ。シャワーも浴びずに就寝。

Day 2 (Jul.7) Venice

夜中に目が覚めましたが、時差ボケなく7時に起床。テラスで朝食を取り、外出しようとしたら、「あれ?1泊じゃないの?」と言われました。2泊予定でしたが、

今日は元のホテルに泊まれと!

でも荷物は盗難防止用に完パケしてたので、即チェックアウト。元のホテルに戻ると、チェックインは14時だと言う。全くもって不親切だ。ここは大人しく、荷物を預け観光に。今日の予報は午後から雷。なので予定を変更し、午前中は島巡りです。

ヴァポレットの24時間券を買い、乗り継いでブラーノ島へ。建物がカラフルなのが特徴です。路地に入ると民家があり、「ああ、こんなところで暮らしたいなあ」と思いました。


続いてムラーノ島へ移動。ここはガラス細工が盛んなところです。


特にインパクトはなく、本島へ移動。ヴァポレットを乗り継いで本島を1周し、一度ホテルに戻ります。チェックインし部屋に入ろうとすると、

部屋のクリーニングが終わっていない!

10分待ってくれと言うので、部屋の前で待って、やっと部屋に入れました。部屋で簡単にランチを済まし、再びヴァポレットに乗り、サン・マルコ広場へ。まずは鐘楼に。ここからはベネチアの街を見下ろすことが出来ます。なんとも素晴らしい風景でした。手前はサン・マルコ時計台サン・マルコ寺院


そして、この場所をご存知でしょうか?


ここは丁度30年前にPINK FLOYDが水上ライブを行った場所なのです。ベネチア(VENICE)に来たらまずはここ!と思うのは私くらい? 午前中にヴァポレットで本島を1周したのも、ステージがあった付近を通るためです(笑)

ここからは歩いて本島を散策。まずはため息橋。恋人同士がこの橋の下で日没時にゴンドラに乗ってキスをすると、永遠の愛が約束されるという名所。まあ、PINK FLOYDの聖地巡りの1人者には関係のない話です(笑)


道は迷路のようで、迷うのも観光のひとつ。夕刻になんとか目的のリアルト橋に到着。ここでお目当てのバーカロに行こうと思ったら、日曜なので休み! 仕方なくリアルト橋が見えるバールで休息。もちろんスプリッツを注文。アペロールというオレンジ味のリキュールを白ワインとソーダで割ったもの。これがさっぱりしていて美味い! ゴクゴク行けそうな感じですが、アルコール度は高めです。


1杯12ユーロと観光地価格でした。リアルト橋の目の前だから仕方ない。
再びヴァポレットで移動すると、遂に雷雨に見舞われました。そして雹も! それでも絵になってしまうベネチアの美しい街並み。


一旦ホテルに退却しますが、すぐに雨は止みました。そして再びリアルト橋へ。夕陽に映えます。


リアルト橋から見たカナル・グランデ


当初はバーカロをハシゴする予定でしたが、良さげな店が見つからず、結局トラットリアで赤ワインとイカスミのパスタで夕食。


コンビニは22時までなので、閉店間際に駆け込みビールを買ってホテルへ。こちらはホテルへの路地。空がきれいなブルーでした。


日の入りは21時過ぎなので、ガッツリ観光できました。さすがにビール飲んだら眠くなり、24時くらいに就寝。
夜は部屋のWi-Fiが入らなくなり、ホテルには最後まで悩まされましたが、ベネチアは本当に素晴らしい街でした。
        NEXT >>
inserted by FC2 system