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  UNITED CENTER, CHICAGO 2018/5/5

SET LIST

NEVER LET YOU GO
STAY
SUNRISE (with Jason Walker)
REMIND ME TO FORGET
YOUNGER
MIAMI 82
STARGAZING (with Justin Jesso)
I SEE FIRE
CUT YOUR TEETH
FIRST TIME
CARRY ME
RAGING
SEXUAL HEALING
RIDING SHOTGUN (with Bonnie McKee)
NOTHING LEFT
STARBOY
PERMANENT (with Jhart)
MIDNIGHT
STRANGER THINGS
STOLE THE SHOW (with Parson James)
IT AIN'T ME

encore
THIS TOWN (with Bonnie McKee)
KIDS IN LOVE
FIRESTONE (with Conrad Sewell)
 
U2やCOLDPLAYとのコラボでも知られるDJ、KYGO。昨年のセットリストを見ると、U2の"YOU'RE THE BEST THING ABOUT ME"をプレイしていました。U2のセントルイス公演翌日にシカゴでライブがある、ということで参戦することに。しかも会場であるUNITED CENTERは3年前にU2を見た会場。と、無理やりU2と繋げてみる。

席は$39.5の3F GA。入場と同時にザイロバンドが配られます。開演1時間前だというのに、場内はガラガラで、3Fですが最前列が取れました。場内には若いお姉ちゃんやカップルが多く、場違い感はありました。

ステージセットは×の形状をしていました。KYGOのロゴをモチーフにしているのでしょう。その中央から数メートル上にKYGOのDJブース。しかし、よく見るとキーボードが多い。ステージ後方には巨大なLEDスクリーンがあります。GA(フロア)からステージセットまではやや距離がありました。

開演時間の19時半になっても場内はガラガラ。本日の前座はBLACKBEAR、のはずが、登場したのはゲストDJでした。約1時間プレイした後、KYGOは21時過ぎに登場。気が付けば場内は満員に。

再び暗転すると、場内はザイロバンドによって光の海となり、DJブース下のLEDにはKYGOのロゴが映し出されます。



オープニングは"NEVER LET YOU GO"。ステージの上下からマグネシウム、そして日本では有り得ないくらいパイロがガンガン打ち上がり、いきなり豪華な演出!
"STAY"ではKYGO特有のピコピコしたキーボードが心地良い。
そして、"SUNRISE"では1人目のゲスト・ヴォーカルJASON WALKERが登場します。



"STARGAZING"では2人目のゲスト・ヴォーカルJUSTIN JESSOが登場。地元シカゴ出身ということで、シカゴ・カブスのユニフォームを着ていました。ステージを降りて客席に入ったと思えば、DJブースまで登るはしゃぎっぷりでした。

この後は出世曲となったED SHEERANの"I SEE FIRE"や、MARVIN GAYEの"SEXUAL HEALING"などをプレイ。パイロやスモークもふんだんに使われます。





KYGOはキーボードを弾いていることが多く、時にドラムパッドも叩いていました。
そして、3人目のゲスト・ヴォーカルはBONNIE McKEE。セクシーな衣装を身にまとい"RIDING SHOTGUN"に。



ここでステージ正面にKYGOとクリスタル・ピアノが登場。更にストリングス隊も現れました。ピアノのイントロから"NOTHING LEFT"に。



"PERMANENT"では4人目のゲスト・ヴォーカルJHARTが登場します。JHARTに煽られジャンプするオーディエンス。
そしていよいよCOLDPLAYの"MIDNIGHT"が登場! この曲のためにCOLDPLAYのTシャツを着ていました(笑) KYGOはDJブースから降り、キーボードをプレイ。

"STRANGER THINGS"はONEREPUBLICとのコラボ曲。コーチェラのようにメンバーとの共演は実現しませんでした。この曲のコーラスは本当に美しい!
"STOLE THE SHOW"では5人目のゲスト・ヴォーカルPARSON JAMESが登場。一体何人ヴォーカルが現れるんだ!
そして本編ラストはSELENA GOMEZとのコラボ曲"IT AIN'T ME"で盛り上がります。これでもか!というほどパイロが炸裂していました

アンコールでは再びBONNIE McKEEが登場。"THIS TOWN"のSASHA SLOANSのパートを歌います。
そしてアルバム・タイトル曲"KIDS IN LOVE"が登場。これ名曲です。スクリーンには手を繋ぐ若いカップルが。これU2のジャケットに似てません?



コンフェッティの演出もあり、いよいよラストの"FIRESTONE"に。場内は炎をイメージしたオレンジ一色に染まります。ここで6人目のゲスト・ヴォーカルCONRAD SEWELLが登場。ステージ前には再びクリスタル・ピアノが登場し、アコースティック・ヴァージョンからスタート。途中からオリジナル・バージョンとなり、最後は再びコンフェッティが噴出。90分を超える豪華なショーは終演を迎えました。



EDMというとDJが曲をかけているだけというイメージがありましたが、このKYGOは違う! 自らキーボードをプレイし、時にはドラムパッドを叩く、DJの領域を超えたプレイヤーなのです。6人のゲスト・ヴォーカル、そしてストリングスと、参加メンバーも豪華。ザイロバンド、マグネシウム、パイロ、スモーク、コンフェッティなどの演出も豪華でした。
ロックファンに比べライトな客層でしたが、たまにはトロピカルハウスも悪くない、と思いました。


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